2021/05/01さとう糖尿病訪問診療
さとう糖尿病・訪問診療クリニック
及びさとうクリニック訪問看護ステーション(以下、クリニック)のメンバーは、
先の新型コロナウィルスの緊急事態宣言下に、
保健所の要請に応じて検査や自宅療養者の観察に協力させていただきました。
薬や治療法もまだ確立されていないこのウィルスに対して私たちができることはないか?
自然と皆がそれぞれに考えるようになりました。
「患者さんの不安を少しでも解消してあげたい。」
「家庭内感染のリスクを減らしてあげたい。」
また、辛いときにこちらから手を差し伸べてあげることができるのも、
クリニックの使命のひとつではないかと。。。
この気持ちを「コロナ共助募金」という形で、救援物資を20セット備蓄することを目標として、
佐藤病院グループ内で呼び掛けをさせていただき、各施設で募金箱を設置いただきました。
急な申し出だったにも関わらず、3週間あまりの短い期間で、有志の職員から集まったのは、
目標27,000円に対して、30,326円。
お風呂に入れない方のためのボディシートを追加することができ、
さらに充実したセットを備蓄することができました。
私たちはこれまで、国や多くの企業様から、
医療・介護従事者支援ということで様々なカタチでの善意をいただきました。
この善意のバトンを私たちで止めることなく、この備蓄品で万が一の時に、
住み慣れた地域へ、私たちが善意のバトンを繋いでいこうと考えています。
ご賛同いただきました職員に感謝しつつ、このセットが出番なく終息してくれる事を願いたいと思います。